ビリフィーチョ・ローベルビア　(Birrificio Loverbeer)

大麦麦芽に、醸造所からほど近いピエモンテ州のアルバでとれるブドウ品種、バルベーラを皮ごとプレスしたものと、ホップを加えて造られたサワーエール。バルベーラの皮での自然発酵。イーストは加えられていません。その後オーク樽で3カ月熟成。一年に一度しか造られないビール。ビールとワインの境界を感じさせるオリジナルビールはまさに「チャレンジ精神旺盛のビール」。複雑味がありながら非常に飲みやすい、ビール好きにもワイン好きにも楽しめるビールになっています。

オーク樽で発酵し、熟成されたサワーエール。ベルギービールからの発想で造られました。「Madamin」はピエモンテの言葉で「結婚している若い女性」という意味。まさにその意味からのフルーティーな香りが印象的。チェリーや食べごろの桃、アーモンドの香ばしさも感じられます。パルマ産のプロシュートやピエモンテでよく食べられる子牛肉とツナソースとの相性は抜群です。

大麦麦芽に、醸造所の地元のブドウ品種、フレイザ(Freisa)の果汁をくわえて造られたフルーツビール。フレイザは地元で飲まれている微発泡の赤ワインに使われているブドウです。 D’UvaBeerはステンレスの樽での発酵、熟成がなされています。 フレイザからのストロベリーやラズベリーのフレーバー、柑橘系の酸味と苦みが絶妙。 「ビールを造るのにも地元のものにこだわりたいんだ」というオーナーであり醸造責任者でもあるヴァルターの思いが詰まったビールです。

Loverbeerのクリスマスエール。 エールビールにワインのモスト（発酵前のブドウの搾り汁）にクローブ、スターアニス、オレンジピール、シナモンがはいった、ビールならぬ、ホットワイン用のスパイスがはいったビールです。 ワインは地元のブドウ品種フレイザ（Freisa）を使用。 そのまま飲んでもよし、温めてもよし、なビールです。 醸造所のお勧めは70度くらいに温めて飲む飲み方。寒い冬にぜひお試しください。